コーヒーの入れ方【手順を初心者の方へ9ステップで解説】

コーヒーを始めたい人「コーヒーが好きで自分で入れてみたいけど、入れ方がわからないなあ。お湯の注ぎ方とかコーヒー豆の量はどれくらいが良いのかも知りたいな。
入れるからには、美味しいコーヒーを入れたいな。」

こんな疑問にお答えしていきます。

本記事の内容

  • コーヒーの入れ方【手順を初心者の方へ9ステップで解説】
  • さらにコーヒーの美味しさを追求する方へ

現在の私は、自宅でコーヒーを焙煎しつつ、
ハンドドリップでコーヒーを淹れています。
また、コーヒーオンラインサロンに参加しています。

そんな私が、この記事を解説していきます。

今回、紹介するコーヒーの入れ方は、第15代WBC(ワールドバリスタチャンピオン)の
井崎英典氏の入れ方を参考にしています。

目次

コーヒーの入れ方【手順を初心者の方へ9ステップで解説】

コーヒーを入れる手順は9ステップです。

  • 手順①:豆の煎り具合に合わせた温度で、お湯を沸かす。
  • 手順②:サーバーにドリッパーをセット。
  • 手順③:ドリッパーにペーパーフィルターをセット。
  • 手順④:ドリッパーに湯通しする。
  • 手順⑤:コーヒーを入れるカップにお湯を注ぐ。
  • 手順⑥:コーヒー豆を計量する。
  • 手順⑦:グラインダーで豆を挽く。
  • 手順⑧:挽いた豆をドリッパーに載せる。
  • 手順⑨:お湯を3回に分けて入れる。

以上の9ステップになります。
①から順番に説明していきますね。

①豆の煎り具合に合わせた温度で、お湯を沸かす


重要なポイントは、温度設定です。
覚えて欲しいポイントは、

  • 浅煎りは高温で入れる(95℃±1℃)
  • 深煎りは低温で入れる(89℃±1℃)

理由を順番に説明していきますね。

ポイント① 浅煎りは高温で入れる(95℃±1℃)

一般的に、

抽出に使うお湯の温度が高いほど、コーヒー豆の成分を引き出しやすくなります。
また、深煎りの豆と浅煎りの豆で、成分の出やすさが違います。

浅煎りの豆は、高温のお湯でなければ、成分を出し切れない構造になっています。
低温で入れてしまうと、成分が充分に出ず、本来の味わいを引き出す事ができません。

なので、浅煎りは高温(95℃±1℃)で入れる事がポイントです。

ポイント② 深煎りは低温で入れる(89℃±1℃)

深煎りの豆は、低温のお湯でも成分が出やすい構造になっています。
高温で入れてしまうと、成分が過剰に出て、苦味や酸味が強くなりすぎてしまいます。

なので、浅煎りは高温(95℃±1℃)で入れる事がポイントです。

あとは、色々試してみて、自分の好みの温度帯を探してみてください。

②サーバーにドリッパーをセットする

タイトル通りです。写真のように、サーバーにドリッパーをセットしましょう。

③ドリッパーにペーパーフィルターをセットする

写真のように、ぺーパーフィルターの端を線にそって折り、
ペーパーフィルターを広げて、ドリッパーにセットしましょう。

折り目はしっかり付けた方が良いです。
しっかりと折ることで、ドリッパーとペーパーフィルターが密着します。

④ドリッパーとペーパーフィルターに湯通しする

あらかじめ沸かしておいたお湯を使って、写真のように、ドリッパーとペーパーフィルターに
50ml~100mlほど湯通しします。

湯通しをする事で、ドリッパーが温められ、コーヒーにお湯を注ぐ際に、
ドリッパーから熱を奪われず、適切な温度でコーヒーを入れる事ができます。

また、同時にぺーパーフィルターにも湯通しする事で、ペーパーフィルターに
元々ついている木材の匂いを除去する事ができます。

⑤コーヒーを入れるカップにお湯を注ぐ。

あらかじめ沸かしておいたお湯をカップに注ぎます。
お湯を張っておく事で、カップの温度を上げ、コーヒーが冷めにくい状態を作っておきます。

⑥コーヒー豆を計量する

  • コーヒー豆の量は6~8gにする。
  • 初心者におすすめの量は8gです。

コーヒー豆の量は入れるお湯の量100mlに対して、6~8gにします。

なぜ、量に振れ幅があるかと言うと、使用する豆の挽き目(粗さ)によって
豆の抽出効率が変わるからです。

例えば、細挽き(目が細かい)だと、豆の表面積が大きくなり、それだけお湯と接触する
面積が増える為、コーヒーの成分が出やすくなります。

なので、細挽きの場合は、量が少ない6g台で美味しいコーヒーが入れられると言えます。

一方で、成分が出やすいが為に、苦味や酸味が過剰に出てしまう可能性がある為、
初心者の方には、おすすめできません。

なので、最初は、過剰に成分が出にくい中挽きで豆を挽き、豆の量は8gにするのが、
おすすめです。

コーヒーを入れるのに慣れてきたら7g、その次に6gとステップアップしてみて下さい。
使用する豆の量が減るので、節約になります。

⑦グラインダーで豆を挽く

グラインダーの挽き目の設定を中挽きにして、豆を挽きます。
豆を挽いている時間を楽しみましょう。

⑧挽いた豆をドリッパーに載せる

挽いた豆をドリッパーに載せたら、ドリッパーを左右に1、2回揺すってください。
揺する事で、表面が平らになり、満遍なくお湯を行き渡らせる事ができます。

⑨お湯を3回に分けて入れる

いよいよ最終ステップです。

お湯の入れ方は、中心から円を描くように外側へ行き、外側へ行ったら、
また中心に戻って終了です。

それでは、お湯の入れ方の手順を説明していきます。
入れるお湯の量は、300gを想定しています。

  • 手順①:1投目は60g(全体の20%)。お湯が棒状になる位の流量(3~5ml/秒)で入れる。
    入れ終わったら、ドリッパーを円を描くように揺する。
  • 手順②:2投目も60g(全体の20%)。多めの流量(5~7ml/秒)で入れる。
  • 手順③:3投目は180g(全体の60%)。多めの流量(5~7ml/秒)で入れる。
    入れ終わったら、ドリッパーを円を描くように揺する。
  • 手順④:3投目を入れ終わったら、ドリッパーからコーヒーが落ちなくなるまで待つ。

順番に説明していきますね。

1投目は60g(全体の20%)。お湯が棒状になる位の流量(3~5ml/秒)で入れる

1投目は、コーヒー豆を蒸らす為の工程です。
蒸らす事によって、2投目以降で、コーヒーの成分を出しやすくする事ができます。

また、お湯を入れ終わった後に、ドリッパーを円を描くように2、3回揺する事で、
豆にお湯を満遍なく行き渡らせる事ができます。

また、お湯を入れる前に、タイマーをスタートさせておきましょう。
1投目を入れ始めてから1分後に、2投目を入れるので、時間を計測しておきます。

2投目も60g(全体の20%)。多めの流量(5~7ml/秒)で入れる

2投目は、コーヒーの成分を出す工程です。
成分をお湯に溶かし出す為に、多めの流量で入れていきます。

2投目を入れ始めてから1分後に、3投目を入れるので、タイマーは止めないで下さいね。

3投目は180g(全体の60%)。多めの流量(5~7ml/秒)で入れる

3投目も、コーヒーの成分を出す工程です。
成分をお湯に溶かし出す為に、多めの流量で入れていきます。
お湯を入れ終わったら、1投目終了時と同様にドリッパーを揺すりましょう。

3投目を入れ終わったら、ドリッパーからコーヒーが落ちなくなるまで待つ

恐らく、タイマーが3分30秒~4分30秒を示す頃に、コーヒーが落ちなくなります。
落ちなくなったら、サーバーからドリッパーを取り外し、カップにコーヒーを注いで、
美味しいコーヒーの出来上がりです。

コーヒー完成

お疲れ様でした。
これで、美味しいコーヒーの完成です。

最初は、なかなか難しく感じるかもしれませんが、何度か入れていくうちに慣れます。
私も最初は、あたふたしてました。

ここまで、色々と説明してきましたが、まずは、コーヒーを入れる過程を楽しみましょう。
それが1番大事です。

まだ、コーヒーの器具を買っていないという方は、こちらも参考にしてみてください。
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さらにコーヒーの美味しさを追求する方へ

今回紹介したコーヒーの入れ方は、第15代WBC(ワールドバリスタチャンピオン)
井崎英典さんの方法を参考にしています。

もっとコーヒについて詳しく知りたい方は、ぜひ目を通してみてください。
美味しいコーヒーを入れる為の知識が沢山つまっていますよ。

僕は今でも、わからない事があったら手に取っています。

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この記事を書いた人

金融関係の記事を執筆しながら、趣味のコーヒーに関する情報を発信しています。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士保有。

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